SNSがデータフリーとなるLINEモバイル

 

気がついたらみんな使ってるLINE、そんなLINEが格安SIMMVNO事業)を始めたのが、2016年9月で当時としては画期的だった特定のサービス利用分のパケット通信については、カウントフリーとするサービスが大きな特徴で、初期の段階から人気となりました。

 

 


1. LINEモバイルの特徴と料金プラン

 

 

当初はドコモから音声・通信回線を借りることで格安SIMサービスを提供しており、ドコモ系格安SIMとしては、かなり通信速度が速くネット上の口コミでもおすすめとするドコモ系格安SIM筆頭という状態でした。

しかし、ソフトバンクとワイモバイルの関係性、auUQモバイルの関係性のようなものとはことなり、結局はドコモのサブブランドではないLINEモバイルは、利用者の増加によってカウントフリーと同様に評価が高かった通信速度が、一気に低下してしまい「並みの格安SIM」程度の通信速度となってしまいました。

2018年、800社を超える格安SIMサービスを提供するMVNOが存在すると言われており、生き残りをかけた競争が熾烈を極めるであろうと予想され始めた中、なんと、LINEモバイルソフトバンクに買収され、ソフトバンク傘下の会社となりました。

これにより、従来のドコモ回線に加え、ソフトバンク回線も選択できるようになり、SIMロック解除ができない、またはしていないソフトバンク版のiPhoneiPadが使えるようになり、LINEモバイルの使い勝手が向上しました。

ここで、2018年からソフトバンク回線も利用できるようになったLINEモバイルの料金プランについてご紹介します。

LINEモバイルの料金プランは、大きく3つ(LINEフリープラン・コミュニケーションフリープラン・MUSIC+プラン)に分かれています。

基本的に3つのプランともに、ドコモ回線・ソフトバンク回線いずれも同じ料金ですが、ソフトバンク回線は、まだデータフリー(カウントフリー)に対応していないので、ご注意ください。

まずは、基本のLINEフリープランです。

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こちらのプランは、SNS・LINEのすべての機能がデータフリーとなるプランで、親としか通話をしない小・中学生のお子さん向けにいいプランですね。

SMS付きで620円/月でスマホを維持できちゃいます。

次に、2つ目のコミュニケーションフリープランは、LINE・TwitterfacebookInstagramの4つのSNSソーシャル・ネットワーキング・サービス)がデータフリーとなるサービスです。

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このように、基本のLINEフリープランと異なり、データ容量も3,5,7,10GBから選べるため、LINEモバイルにおいても最もおすすめな料金プランです。

3つ目のMUSIC+プランは、上記のコミュニケーションフリープランに加えて、LINE MUSICのミュージックサービス(音声・通話の視聴、菓子・文章の閲覧、音楽の保存、楽曲の検索)もデータフリーとなる料金プランとなります。

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コミュニケーションフリープランとの差額を考えると、5GB以上のデータ量が必要で音楽好きな方には、MUSIC+プランを選択したほうがかなりお得となりますね。

オプションサービスも充実しており、10分かけ放題など主要オプションサービスは下記の表のとおりです。

10分かけ放題オプション 880円/月
端末保証オプション(LINEモバイルで購入端末) 450円/月
端末保証オプション(持込端末) 500円/月
Wi-Fiオプション(最大2ヶ月無料) 200円/月
ウイルスバスター(初月無料) 420円/月
LINE MUSICオプション(最大2ヶ月無料) 750円/月
フィルタリングオプション 無料

 

その他のオプションサービスとして、ドコモ回線とソフトバンク回線で利用できるものが異なっていますので、それぞれご紹介しましょう。

ドコモ回線のその他オプションサービス
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ソフトバンク回線のその他オプションサービス

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上記のとおり、ソフトバンク回線では国際ローミングが利用できないのでご注意ください。

端末ラインナップに関しては、2019年現在、SIMフリーAndroidスマホ10機種以上、SIMフリーAndroidタブレット1機種、SIMフリールーター端末1機種、iPhone SE 2機種(32GB版・128GB版)の14機種となっており、十分ですね。

ただし、LINEモバイルが扱うiPhone SEソフトバンク版のものを販売しているようで、ソフトバンク回線のみしか利用できないようになっていますので、ご注意ください。


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2. LINEモバイルソフトバンク回線の使い勝手はどうなの?

 

前述のとおり、2018年7月より、LINEモバイルにおいてもソフトバンク回線が利用できるようになりました。

これまでソフトバンクを利用してきた方にとって、格安SIMサービスを利用できる選択肢が大きく広がったため、利便性は間違いなく向上したといえます。

特に、ソフトバンクiPhoneiPadユーザーにとって、SIMロック解除せずともLINEモバイル格安SIMが使えるようになったことは大きいですね。

これまで日本通信のb-mobileでソフトバンク回線での格安SIMサービスが始まり、ソフトバンクユーザーにとって格安SIMが身近なものとなりましたが、料金が他の格安SIMと比べて若干割高に設定されてあることがデメリットの一つでした。

しかし、LINEモバイルソフトバンクに買収され100%子会社となったことから、ドコモ回線とまったく同じ料金プランを設定するなど、かなり戦略的な料金プランを設定しました。

LINEモバイル、あるいはLINEという会社の好き嫌いはあるとしても、ソフトバンクユーザーが格安SIMへ移行する際には、LINEモバイルが筆頭候補となったことはまちがいありませんし、おすすめできるものです。

まだ、ソフトバンク回線におけるデータフリーのプログラムが運用できていないという欠点はあるものの、早期にドコモ回線と同様のデータフリーを提供するとLINEモバイルが明言していますので、早期にこの問題は解決されるものと思われます。

さて、一番の問題の通信速度ですが、LINEモバイルソフトバンク回線は昨年スタートしたばかりで、スタートキャンペーンがあるとはいえ、まだまだ利用者数はドコモ回線のLINEモバイルとくらべると少ないようで、通信速度もかなり速い速度が全国のあちらこちらで確認されているところです。

 

実際に、2018年8月2日~12月31日までの4ヶ月間にソフトバンク回線の通信速度の定点観測を公開する「格安スマホ最速CHALLENGE」を実施しており、万一、1Mbpsを切った場合は、お詫びとしてソフトバンク回線契約者全員に「詫びギガ」としてデータ容量1GBをプレゼントというユニークで、かなり強気なキャンペーンを展開しています(ただし、LINEモバイルによる測定以外で1Mbpsを下回っても付与対象外)。

通信速度の実測値も、LINEモバイルソフトバンク回線は、20Mbps程度の通信速度が出ており、最も混雑する平日昼休みの時間帯でも、なんと10Mbps前後の通信速度が出ています。

当然、LINEモバイルソフトバンク回線に利用者が殺到したりすると、格安SIMサービスである以上通信速度は低下することは予想できますが、いずれにしても、今現在はかなり快適で、ワイモバイル・UQモバイルといったサブブランド回線に匹敵するほどの通信速度と快適性を見せています。

 


3. LINEモバイルがおすすめの人とは?

  

ここで、LINEモバイルのおすすめの人を考察してみましょう。

まず、ドコモ回線版、ソフトバンク回線版問わず、LINEのサービスとSNSの利用頻度が
高い人で、かつ格安SIMを利用し節約した人には、まちがいなくおすすめです。

また、ソフトバンク回線での利用も始まったことで、ソフトバンクを利用しており、格安SIMへの移行を検討している方にも、おすすめです。

ドコモ回線版に関しては、以前ほどの通信速度の速さと快適性がなくなってしまい、それ以降、大規模な回線の増強により通信速度の速さが復活したということがないことが気になる点ですが、ソフトバンクに買収された後でもドコモ回線でのサービス提供をやめるということは検討していないようですので、当面は安心して利用できるものと思われます。

 


4. まとめ

 

今回は、データフリーが武器のLINEモバイルを詳しくご紹介しました。

ソフトバンク回線でのサービス提供も始まり、LINEモバイルの弱点が少なくなってきた印象ですが、ソフトバンクに買収されたという経緯からドコモ回線版をやめてしまうのではないか?という不安が懸念事項です。

さすがに、当面は、ドコモ回線とソフトバンク回線でのダブル回線でのサービス提供を継続していくことはまちがいないでしょうが、気になる点ですね。

ソフトバンク回線のみでの運用しかできませんが、iPhone SEのセット販売も始まり、端末ラインナップの面でも大きな弱点はなくなりました。特に、ソフトバンクから格安SIMへの移行を検討している方には、本当におすすめの格安SIMサービスですよ。


LINEモバイル公式サイトはこちら

YouTubeが見放題って本当!?BIGLOBEモバイルについて徹底解説!!

 

今回は、あるオプションサービスに加入することで、YouTubeがカウントフリーとなり見放題となるBIGLOBEモバイルについて徹底解説していきます! 

 

 


1. BIGLOBEモバイルとは?

 

年齢が40代以上の方でインターネット歴の長い方だと、BIGLOBEといえば、インターネットプロバイダーのイメージが強いのではないでしょうか?

BIGLOBEは元々NECの子会社で、1996年にインターネットプロバイダーサービスを開始したインターネット老舗企業の一つです。」

インターネットサービスプロバイダーの他に、ポータルサイトクラウドホスティング等の運営・サービスを提供しており、日本のインターネットの歴史には必ずBIGLOBEの名前が出てくるほどです。

今回ご紹介する格安SIMMVNO事業に関しては、2012年2月に当時のドコモ3G回線(FOMAハイスピード)を借り格安SIMサービスをスタートしました。

その後、2012年8月にドコモのLTE回線(4G回線)を活用した高速格安SIMサービスBIGLOBE LTEがスタート、しかし、2014年4月にNECグループから離脱しビッグローブ株式会社として独立した企業となりましたが、2017年1月にKDDIの完全子会社となりました。

ちなみに、2017年9月にそれまでBIGLOBE LTE・3G(BIGLOBEスマホBIGLOBE SIM)といった回りくどい格安SIMサービスの名称を「BIGLOBEモバイル」に変更しスッキリとわかりやすい名称となり現在に至っています。

このような会社の変遷により、これまでドコモ回線のみだったBIGLOBE格安SIMサービスですが、2017年10月よりau回線を利用した格安SIMサービスもスタートし、ドコモ回線とau回線の2キャリアの回線が利用できる体制となり、ユーザーにより選びやすいサービスとなりました。

現在、BIGLOBEは、格安SIMサービスのBIGLOBEモバイルの他に、ビッグローブ光、ドコモ光、フレッツ光auひかり、コミュファ光といった光回線サービス、WiMAX2+のモバイルルーターサービスを提供しています。

 

 

2. BIGLOBEモバイルの料金プラン

 

まず、BIGLOBEモバイルの料金プランから見ていきましょう。

プラン 音声通話SIM タイプDタイプA データSIM タイプD SMS機能付き データSIM タイプDタイプA
3ギガプラン 1,600円 900円 1,020円
2,150円 1,450円 1,570円
12ギガプラン 3,400円 2,700円 2,820円
20ギガプラン 5,200円 4,500円 4,620円
30ギガプラン 7,450円 6,750円 6,870円


(以降、すべて税別表記)

 

基本的にドコモ回線でもau回線でも料金は基本的に同一ですが、ルーター用にデータSIMを検討している方は、BIGLOBEモバイルのデータプランのみのプランはドコモ回線のみですので、ご注意ください。

あと、au回線を利用した他の格安SIMと同様に、auの3G回線は利用できませんので、地方の山間部にお住まいの方は、契約前にau4G回線のエリア確認を行っておくことが重要です。

BIGLOBEモバイルの料金プラン本体は1GB~30GBまで6種類のデータ容量のプランから選べ、価格自体もリーズナブルで使いやすい設定となっていますね。

さらにBIGLOBEモバイルには、ドコモやIIJmioのように、家族でデータ容量を一ヶ月単位でシェアできることが可能です。

しかも、ドコモやIIJmioと異なり、通常の料金プランの3GB以上のプランからシェアが可能で、子回線は4回線までです。

関連ページ:格安SIMの老舗IIJmioのみおふぉんについて

 

子回線の料金は、

 

 

という設定で、シェアSIMカード追加時3,394円がSIMカード1枚につき必要ですが、もし、3人家族全員で3GB/月で済むような状況であれば、BIGLOBEモバイルに家族で移動すると、

 

  • 音声主回線:1,600円+子回線(シェアSIMカード音声2回線)900円×2=3,400円

 

となり、なんと、1ヶ月の家族3人のスマホ代が3,400円で済んでしまうことになります。

とはいえ、実際には、音声通話代が含まれていませんので、通話代が必要ですが、それでも激安であることには変わりありません。

一人暮らしで手持ちのセルラー版のiPadを活用しようと思えば、シェアSIMカード(データ+SMS):320円/月を追加するだけで、モバイルルーターなしでiPadのみで外出時に利用できるようになり、かなりお得となります。

少し前述しましたが、格安SIMの最も大きなデメリットである音声通話代に関してですが、さすがにワイモバイルのスーパー誰とでも定額のような完全かけ放題オプションサービスはありませんが、BIGLOBEモバイルには以下のような通話がお得になるオプションサービスが用意されていますよ。

 

  • BIGLOBEでんわ:通常20円/30秒が9円/30秒となる(BIGLOBEでんわのスマホアプリ経由での発信が条件)
  • BIGLOBEでんわ通話パック60:オプション代金600円で1,080円分・最大60分の通話が可能(BIGLOBEでんわのスマホアプリ経由での発信が条件)
  • BIGLOBEでんわ通話パック90:オプション代金830円で1,620円分・最大90分の通話が可能(BIGLOBEでんわのスマホアプリ経由での発信が条件)
  • BIGLOBEでんわ3分かけ放題:オプション代金600円で3分かけ放題となる(BIGLOBEでんわのスマホアプリ経由での発信が条件、超過分は9円/30秒)
  • BIGLOBEでんわ10分かけ放題:オプション代金830円で10分かけ放題となる(BIGLOBEでんわのスマホアプリ経由での発信が条件、超過分は9円/30秒)


その他、

  • スマート留守電:290円/月(初月無料)で留守電メッセージがLINEメールやメールで受け取れる
  • 割込通話:200円/月
  • 国際ローミング:無料
  • BIGLOBEメール:無料
  • BIGLOBE Wi-Fi:全国83,000ヶ所以上のWifiスポット利用可、6GB以上のプランで無料、その他のプランの場合は250円/月の有料

 

また、端末ラインナップについても、BIGLOBEモバイルがKDDIの完全子会社になったことにより、iPhone SE/6sの取り扱いも始まり、iPhone 4機種(SE・6s共に32GB版と128GB版がある)、Androidスマホ13機種、SIMフリーモバイルルーター1機種と抜け目のないラインナップとなっています。

ただし、iPhoneに関しては、ドコモ回線では利用できずau回線のタイプAのみとなっています。

これについては、元々au版のiPhoneであったものをBIGLOBEモバイル向けに転用したためだと思われますが、BIGLOBEモバイルの場合、SIMロック解除が端末が利用者の手元に到着してから101日目以降であれば可能ですので、この点に関しては、そこまで気にする必要はないと思います。

さらに、ドコモ回線のタイプDからau回線のタイプAへの変更後、新規契約でau回線のタイプAに加入後は、ドコモ回線のタイプDへのSIMカード変更は不可となっていますので、ご注意ください。

BIGLOBEモバイルの料金シミュレーションはこちら

 


3. 超絶最強のオプションサービス

 

BIGLOBEモバイルの一番の特徴は、豊富すぎるオプションサービスと、詳細は後述しますが、今だに他の格安SIMが追随してこないYouTubeなど多くの人気サービスがカウントフリーとなるエンタメフリー・オプションの存在です。

まずは、前述した通話オプションサービス以外のオプションサービスを一覧表にまとめてみます。

 

セキュリティセット・プレミアム 390円/月 パスワードマネージャー月額版 150円/月
インターネットサギウォール 300円/月 BIGLOBEお助けサポート 475円/月
あんしん電話フィルター 300円/月 BIGLOBE訪問サポート 9,000円/回
迷惑メールフォルダオプション 150円/月 エンタメフリー・オプション 480円・980円
i-フィルターfor Android 200円/月 music.jp 500円/月
BIGLOBE端末あんしんサービス 380円/月~ SMART USEN 490円/月
BIGLOBE SIM端末保証サービス 500円/月 BIGLOBE会員誌サーイ・イサラ 300円/月
BIGLOBEスマホバックアップ 500円/月 BIGLOBEアプリパック 360円

 

有料オプションサービスが豊富に揃っている他の格安SIMと比べても遜色なく、端末保証サービスや訪問サポートサービスなど、スマホ初心者やシニア向けのオプションサービスも十分です。

それでは、気になるエンタメフリー・オプションについて詳しくお伝えしましょう。

エンタメフリー・オプションとは、BIGLOBE独自のサービスで、基本料金に加えて480円/月からの定額で対象の動画や音楽をデータ通信量の制限なく、カウントフリーとして楽しめるというサービスです。

音声通話プランであれば480円/月、データプランであれば980円/月の有料オプションサービスとなっており、カウントフリーの対象サービスは2019年現在、YouTubeGoogle Play MusicApple Music・Abema TV・SpotifyAWAradiko.jpAmazon Music・U-NEXT・YouTube Kidsの計10サービスとなっており、今後もまだ対象サービスを増やしていくということです。

 

音楽配信サービスのカウントフリーサービスは他社でもありますが、YouTubeがカウントフリーというのは、BIGLOBEモバイルだけです。

YouTubeは、ご存じのとおり動画配信サービスで動画を閲覧するとなると、多くの通信容量を消費してしまい格安SIMを提供する会社側としては、儲からないどころか、通信の範奏が起こってしまい通信トラブルの元であると想定できるため、YouTubeやAbemaTVのような動画配信サービスの閲覧をカウントフリーにするということは、かなり困難で勇気の要ることなのですね。

実際に、ドコモを始めたとした大手3キャリアでさえ全く手をつけていない分野になります。

ところが、なぜBIGLOBEモバイルはそれが可能であるのか?という点ですが、前述のとおり、BIGLOBEはインターネット黎明期からインターネットプロバイダーサービスを提供していた会社であり、実は、技術力にかなり定評のある会社なのです。

このYouTubeカウントフリー・見放題のカラクリというものが、実はあり、エンタメフリー・オプション加入者がモバイル回線で動画を閲覧しようとすると、動画の画質を通常HD画質で見れる状況であっても、意図的にHD画質以下の解像度に落とした上で動画が映るように仕掛けがしてあるのです。

このように動画の画質の解像度を落とすことで、消費するデータ容量も抑えることが可能となり、サービスとして成り立っているというわけです。

この仕掛け部分がBIGLOBEの高い技術力が成せる技で、格安SIMで人気・話題となったオプションサービスは、すぐに競合他社がコピーを行いすぐに似たようなサービスが氾濫する状況となるのが常ですが、このエンタメフリー・オプションだけは、これだけ話題となり人気となっても競合他社が実施しないのは、やはり、技術的に「できない」ということなのだろうと推測できます。

 

実際に格安SIMを利用するエンドユーザーにとっては、少々画質が落ちたとしても、スマホの小さな画面であればそんなに気になることはありませんし、YouTubeがカウントフリーで見放題となることは、本当に助かることです。

例えば、月末にデータ容量が不足して困ることもなくなりますし、中学生や高校生の子供がいる家庭では、BIGLOBEモバイルのエンタメフリー・オプションは、かなり助かるオプションサービスではないでしょうか?

BIGLOBEモバイルの公式サイトはこちら


4. BIGLOBEモバイルに弱点はないのか?

  

YouTubeがカウントフリーで見放題、家族でデータシェアをしようと思えば3GB/月の安い料金プランでも可能、音声オプションサービスで10分かけ放題サービスもあるということで、BIGLOBEモバイルに弱点やデメリットはまったくないのでしょうか?

実は、大きな弱点が2つあります。

 

1つ目は、少し前述しましたが、ワイモバイルにあるような通話完全かけ放題オプションサービスがないこと。

2つ目は、通信速度がそこまで速くない、むしろ、他の格安SIMと比べて遅い部類に入るという点です。

 

1つ目は、格安SIMである以上、これは仕方ないことだといえますし、ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドであり、バックにいるソフトバンクの影響もあり、完全かけ放題オプションサービスが提供できているところです。

その証拠として、基本的に何でもすぐに追随するauのサブブランドであるUQモバイルもこの完全かけ放題オプションサービスだけは追随していません。

問題は2つ目の欠点で、通信速度はワイモバイル・UQモバイルといった最強と言われる格安SIM2社と比べると圧倒的に遅いですし、他の格安SIMと比べても「中の中」か「中の下」にランクされる程度の通信速度となり、時間帯や場所によっては、快適にスマホタブレット端末が利用できないほどの低速度になることがあります。

ただし、常に全く使い物にならないほどの低速度であるわけではないので、大手3キャリアやワイモバイル・UQモバイルと同等のスマホの使い勝手を求めない限り、BIGLOBEモバイルは、決して悪い選択肢ではないと思われます。

前述したエンタメフリー・オプションを契約した状態でも、YouTubeの動画が止まってしまいとても見れたものではない、ということはありません。

 


5. BIGLOBEモバイルがおすすめの人

 

以上のことから、どんな人がBIGLOBEモバイルを利用すると幸せになれるのでしょうか?

 

  • 基本的にWifiがある会社・自宅などにいることが多い人
  • 外で移動中などの空き時間にYouTubeをつい見てしまう人
  • あまりスマホを使わないので、毎月のスマホ代を家族まとめて安く済ませたい人
  • auから家族で格安SIMに乗り換えたいが、UQモバイルはシェアプランがないので困っている人
  • auから格安SIMに乗り換えて、auの時に利用していたスマホをそのまま使いたい人
  • 格安SIMに乗り換えて、スマホ端末も分割払いで毎月の支払いを安く済ませたい人

といった人が挙げられます。

 


6. まとめ

  

今回はBIGLOBEモバイルを徹底解説しましたが、唯一残念なところが、通信速度が遅い点です。

au回線がスタートした時には、まだ利用者が少なかったこともあり、UQモバイルに迫るほどの爆速格安SIMでしたが、iPhoneの取り扱いが始まり、しかもau回線のタイプA限定という変則的な取り扱いとなったことから、au回線のタイプAが混み始めて、今はドコモ回線のタイプDと変わらないか、少し速い程度の通信速度に落ち着いてしまいました。

よって、手持ちのスマホ端末を利用したいという方は、今の段階では、ドコモ回線のタイプDの方がおすすめとなります。

 

というのも、auで販売されたAndroidスマホSIMロックがかかった状態で利用しようとすると、かなり厄介で、VoLTEが始まる以前の端末だと、いわゆるauの黒SIMが必要となることから、BIGLOBEモバイルのタイプAでは、VoLTE SIM(auでいうところのいわゆる白SIM)しか提供がないため、よほどスマホに精通した上級者の人でなければ運用に困ると思います。

au回線のタイプAは、前述のとおり、タイプAからタイプDへの変更は不可(タイプDからタイプAへの変更は可能)となっており、au回線は他の格安SIMと同様にauの3G回線が利用できないことも欠点となります(ドコモ回線のタイプDは3G回線も利用可)。

 

BIGLOBEモバイルがKDDIの完全子会社となったことから、今後、au回線のタイプAをUQモバイル並みに強化する、もしくは、ドコモ回線のタイプDを廃止してしまうという可能性はあると思いますが、それまでは、現状の様子だとBIGLOBEモバイルはドコモ回線のタイプDを利用するほうが、いろんな面で無難だと思われます。

あと、やはり、YouTubeカウントフリー・見放題となるエンタメフリー・オプションは、かなり魅力的で、このエンタメフリー・オプションが心に刺さる人は、BIGLOBEモバイルを強くおすすめします。

BIGLOBEモバイルの公式サイトはこちら


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格安SIM最強ワイモバイルを詳しく解説!!

 


 


1. ワイモバイルの成り立ち

 

 

今回は、格安SIMの中でも最強と評価されるUQモバイルとワイモバイルのうち、ワイモバイルについて詳しくご紹介していきます。

 

まず、ワイモバイルの成り立ちからですが、2005年に総務省から電波交付を受けモバイル回線事業スタートしたイー・モバイルという会社がはじまりです。

全盛期は、モバイルルーターで有名でしたね。

 

しかし、1999年からスタートしたネットプロバイダーとADSL回線の卸売事業を中核としたイー・アクセスという会社に吸収合併され(ブランド名はイー・モバイルのまま)、2012年にソフトバンクの完全子会社化、さらに2013年PHS事業で有名だったウイルコムとの合併を行い、このタイミングで会社名がワイモバイル株式会社となりました。

 

モバイルルーターとNexus5などのAndroidスマホイー・モバイルPHSウイルコムが合体して、その合体した会社をソフトバンクの子会社であるワイモバイルが運営しているといったイメージがわかりやすいでしょうか。

 


2.なぜ、ワイモバイルとUQモバイル格安SIMの中で最強なのか?

  

ドコモやauから電波を有料で借りて格安SIMを提供しているという仕組みから、格安SIMは安いけれど、平日のお昼休みの時間帯など通信速度が極端に遅くなる時間帯があり、そもそも大手3キャリア(ドコモ・auソフトバンク)と比べると基本的に通信速度が遅いというのが基本ですが、ワイモバイルとUQモバイルの2つだけは、大手3キャリア並みに通信速度が速く、通信そのものも安定しているし、かつ安いという状況が続いています。

 

これは、前述のとおり、ワイモバイルはソフトバンクの子会社であり、UQモバイルも実はauの子会社であり、ある意味、ソフトバンクauのサブブランドなのです。

 

このようなことから、通信回線のレンタル料や親会社から子会社への資金援助などがあるのではないか?と噂されていますが、真偽のほどは確かではありませんが、少なくとも、通常の格安SIMの仕組みからは、とても実現できない安くて良い通話・通信サービスが提供されていることは、まちがいのないところです。

 


3.ワイモバイルの料金プランについて

 

 

次にワイモバイルの料金プランについてです(以下、金額表記は全て税別)

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 (ワイモバイルの公式ホームページより抜粋)

 

ワイモバイルのスマホ向け料金プランの特徴は、スマホプランS・M・Lとシンプルに3種類となっている点です。

しかも、2年縛りのある契約だと最初の1年目は、さらに1,000円/月割引かれ、1,980円スタートとなり、この料金の中に10分間かけ放題オプションサービスも含まれています。

 

さらに、お仕事などで通話をよく利用するという方には、別途、「スーパーだれとでも定額」という完全通話かけ放題オプション1,000円/月に加入することで、1年目はなんと2,980円から完全通話かけ放題のプランでスマホを利用できるということになり、かなりおすすめとなります。

 

いまだに、通話料金の高さが格安SIMの弱点・デメリットと言われ続けているのに、2019年現在、完全通話かけ放題を実現できているのはワイモバイルだけです。

 

ドコモや格安SIMIIJmioBIGLOBEのように家族でデータシェアを行うことはできませんが、ワイモバイルでは、タブレットなどで利用できるデータ契約のSIMを元のスマホ契約のSIMに紐づけることで、スマホタブレットでのデータシェアができます。
 

スマホプランSだと微妙な料金となりますが、M以上を利用されている方だとかなりお得にタブレットが利用できるのではないでしょうか。

 

このデータシェアの活用法の上級編として、安価なSIMフリースマホや親が以前利用して今はもう使わなくなったiPhone(要SIMロック解除済み)などにシェアSIMを刺して子供に使わせるという方法も一つの手段です。

 

通話に関しては、LINE通話やfacebook通話、iPhone同士であればFaceTime通話などを活用すれば別途通話料を払わなくても利用できます。

 


4.ワイモバイルの格安SIMにおすすめのスマホ端末は?

 

ワイモバイルでは、2019年5月現在のスマホのラインナップは、iPhone 3機種(7・6s・SE)、Androidスマホ9機種ありますが、もう終売となってしまったAndroidスマホもあり、実質、iPhoneと中国HUAWEI製のP20 liteとAndroid One 4機種を中心としたラインナップとなっています。

 

ワイモバイルの数少ない欠点として、端末ラインナップが弱く、最新のiPhoneAppleストアにてSIMフリー版を別途自分で購入するしかありませんし、XperiaやgalaxyといったハイスペックのAndroidスマホのラインナップもありません。

スマホ初心者の方が、とりあえず、iPhone 6sをセットで購入するというようなパターンは良いのですが、スマホ中級者以上の方だと物足りなくなるのは目に見えて明らかです。

そこで、おすすめしたいのが、iPhone8/8plusのSIMフリー版と、もともとiPhoneを使っていてMNPで他キャリアからワイモバイルへ移って来られる場合は、前のキャリアの契約がある段階で、手持ちのiPhoneSIMロック解除した上で、ワイモバイルのSIMカードを利用するパターンです。

 

やはり、数多く販売されているスマホの中でも、電波の対応周波数が非常に多く世界中で販売していることから、iPhoneはキャリア間の移動や海外で利用する場合に安心して利用できます。

また、Androidスマホだと最近日本でも人気となっているHUAWEI製のSIMフリースマホがおすすめとなります。

HUAWEIのmate10がソフトバンクで発売されていることから、ソフトバンク回線を利用しているワイモバイルとの相性も良いと判断できます。

ただし、おサイフケータイ機能やワンセグ・フルセグなどは付いていませんので、注意が必要ですし、HUAWEI中国企業であり、以前HUAWEI製のスマホバックドアが仕込まれていたという事象から、そういう事柄が気になる方にはiPhoneか国内メーカー製のスマホをおすすめします。

 

あと、大手3キャリアと異なり、他の格安SIM同様、ワイモバイルではSIMカードのみの契約が可能で、手持ちのスマホを継続して使いたい、スマホ代を節約したいという方にもぴったりです。

時期にもよりますが、SIMカードのみの契約でも新規・MNPの場合、2年間400円/月程度の割引キャンペーンがありますので、お得ですよ(2年縛りの契約の場合のみ)

 


5.ルータータブレット・ケータイ(ガラケー)向け料金プランもあるよ

 

ワイモバイルは、スマホを全面的に押しているため、あまり目立っていませんが、イー・モバイル時代から人気だったモバイルルータータブレット端末・ケータイもラインナップされていて、格安SIMでありながら様々なニーズにも十分に応えています。

まず、モバイルルーターからです。

ワイモバイルのモバイルルーターの料金プランは、かなり複雑なので下記の表にまとめます。

料金プラン   通常料金 加入月~37ヶ月間 38ヶ月目以降(長期利用割引)

 


Pocket Wifi プラン2ライト

  (さんねん) 2,980円(5GB) 2,480円(5GB) 2,480円(5GB)
 (バリューセット) 4,044円(5GB) 3,544円(5GB) 2,480円(5GB)
 (バリューセットライト) 3,694円(5GB) 3,194円(5GB) 2,480円(5GB)
 (ベーシック) 4,480円    

 

Pocket Wifi プラン2 

(さんねん) 4,196円(7GB) 3,696円(7GB) 3,696円(7GB)
 (バリューセット) 5,260円(7GB) 4,760円(7GB) 3,696円(7GB)
 (バリューセットライト) 4,910円(7GB) 4,410円(7GB) 3,696円(7GB)
 (ベーシック) 5,696円(7GB)    

 

Pocket Wifi 海外データ定額 

(さんねん) 3,980円(7GB) 3,980円(7GB) 3,980円(7GB)
 (バリューセット) 5,044円(7GB) 5,044円(7GB) 5,044円(7GB)
 (バリューセットライト) 4,694円(7GB) 4,694円(7GB) 4,694円(7GB)
 (ベーシック) 5,980円(7GB)    

 

  • バリューセット、バリューセットライトはルーター端末とのセット販売の場合の料金プラン、通常のプランは「さんねん」
  • いずれのプランも基本的に3年縛りか縛り期間なしの選択
  • Pocket Wifiプラン2のすべてのプランには、アドバンスオプション利用で7GB/月を超えても高速通信可(ただし、3日間12GBを超えると制限あり)

 

ワイモバイルのモバイルルーターの契約は、基本「3年縛り」か「縛り期間なし」かの選択となりますので、3年間縛られてしまう点が受け入られない方には選択肢から外れてしまいます。

 

あと、料金プランの名前の違いがわかりにくいのですが、

  • Pocket Wifi プラン2:7GB/月まで高速で利用可、端末は603HW、504HW、502HW
  • Pocket Wifi プラン2ライト:5GB/月まで高速で利用可、端末は601ZT、506HW

という違いがあり、毎月利用できるデータ量の違いと購入できるルーター端末のラインナップが異なるということです。

比較的新しいプランとして、海外データ定額というプランがありますが、基本料金は上図の通りですが、毎月利用できるデータ量に特性があり、国内7GB/月+海外7GB/月で、国内と海外渡航先の利用料合計で最大14GB/月利用できるというものです。

また、海外で利用する際には、毎月の料金プランの代金に加えて、90円/日の料金が別途必要ですのでご注意ください。

別途90円/日かかるとはいえ、既存の海外専用モバイルルーターのレンタル代や大手3キャリアのスマホ海外利用料金と比較すると、かなり安く、頻繁に海外渡航がある方にはかなりお得なデータプランといえます。

ただし、前述しましたが、ワイモバイルのモバイルルーターの契約は基本が3年縛りというのがデメリットですから、重々検討の上で契約してください。

 

次にタブレットの料金プランです。タブレットの料金プランは下図の通りで、

 

料金プラン 3年縛りありの場合 3年縛りなしの場合
データプランS 1,980円 3,980円
データプランL 3,696円 5,696円

 

(シェアプラン利用の場合)

親回線の種類 シェアプラン利用料
スマホプランS・データプランS 980円
スマホプランM 490円
スマホプランL・データプランL 0円

モバイルルーターと比べるとかなりシンプルですが、こちらもモバイルルーターと同様に基本3年縛りの契約となりますので、注意が必要です。

ただし、シェアプランの場合、タブレット側の契約には縛り期間なしとなります。

タブレットの端末ラインナップは以下の通り計7種類で、やはり、iPadシリーズがないというのはさみしく感じますね。

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(ワイモバイル公式ホームページより抜粋)

 

最後にケータイ(ガラケー)です。

あまり知られていませんが、ワイモバイルには、まだケータイ端末の販売とケータイ専用プランがあり、年配の方やガラケーにこだわりがある方にはおすすめです。

料金プランは、とてもシンプルで「ケータイプランSS」の1種類のみで、スマホプランと同様に有料オプションでスーパーだれとでも定額に加入できるため、別途ケータイ端末代は必要であるものの、1,934円/月で通話し放題のガラケーが手に入ることになります。

ケータイでデータ通信を行う場合は、別途ベーシックパック300円/月とパケット代(0円~4,500円)が必要です。

 

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(ワイモバイル公式ホームページより抜粋)

ケータイのラインナップは計5機種で以下の写真のとおりです。

 

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(ワイモバイル公式ホームページより抜粋)

何の変哲もないガラケーですが、上級者向けの使い方として、DSDS対応のSIMフリースマホ(4G+3GのSIMカードが2枚刺せるスマホ)か、最近発売され価格もまだ高額ですが、DSDV対応(4G+4GのSIMカードが2枚刺せるスマホ)の台湾ASUS製のZenfone5いずれかを用意し、ワイモバイルのケータイのSIMカードと他の格安SIMのデータプランのSIMカードを組み合わせることで、より一層お得に利用できます。

 

具体的に料金を比較してみましょう。

 

  • ワイモバイルスマホプランS:1,980円/月(データ量1GB/月)、2年目以降は2,980円
  • ワイモバイルケータイプラン+UQモバイルデータ専用プラン(3GB/月):934円+900円=1,834円(スーパーだれとでも定額加入でも2,834円)

 

これは、ワイモバイルのケータイがソフトバンクのケータイと同様に、4G回線のみだけでなく、従来からある3G回線にも対応していることから柔軟性のある運用が可能であることが理由です。

ちなみに、最近のauのケータイ(いわゆるガラホ)は、4G回線のみの対応となっていますので、DSDS対応のスマホの利用は、不可能となっていますのでご注意ください。


6. まとめ

 

今回は最強の格安SIMと言われるワイモバイルとUQモバイルの中から、ワイモバイルについて詳しくご紹介しました。

ワイモバイルのスマホプランは、1年目は確かに安いのですが、2年目以降の料金は格安SIMとしては微妙に高いと感じる価格となってしまう点がデメリットです。

そこで、前述したようにワイモバイルのケータイプランのSIMと他の格安SIMのデータ専用プランのSIMカードを組み合わせることで2年目以降もずっとお得にスマホを利用できることができ、文句なしにおすすめできるものとなります。

ただし、SIMカード2枚を使う運用には、DSDSもしくはDSDV対応のSIMフリースマホが必要で、別途それなりの金額のスマホ代(30,000円~50,000円程度)が必要となりますし、2018年7月現在、DSDSもしくはDSDV対応の国産メーカー製のSIMフリースマホはまだなく、iPhoneもまだ対応していない状況ですので、端末の好みによって難しくなる方もいるかと思います。

いずれにしても、ワイモバイルはいろんな利用方法ができるSIMカードの柔軟性の高さが実は一番のメリットなので、大変おすすめですよ。



最強の格安SIM、UQモバイルを徹底解説!!料金プランやキャンペーン情報も紹介

 

ここではCMでもお馴染みのUQモバイルのご紹介をさせて頂きます。
 
 


1.UQモバイルとは?

 

 

UQモバイルとは、UQコミュニケーションズという会社が運営する格安SIMサービスの名称で、もともとは、2007年にワイヤレスブロードバンド企画株式会社という会社名からスタートしており、この当時からKDDIの100%出資子会社でした。

 

2009年7月1日からUQ WiMAXという無線データ通信サービスを開始し、当時の3G回線と比べエリアは狭く、通信速度もそこまで速くなかったものの、当時としてはめずらしいデータ量使い放題として人気となりました。

 

そして、2013年10月31日よりWiMAX2+へとサービスを進化させ通信速度の向上が図られ、更なる高速化技術により理論値ながら最大558Mbpsまで速度が上がっており、通信エリアも当初から比べると大幅に拡がり現在に至っています。

最初のWiMAXと異なり、現在のWiMAX2+は3日間で10GBのデータ量を利用すると速度制限がかかるなど、スマホの4G回線と同じような使い勝手となっておりますので、ご注意ください。

そんなUQコミュニケーションズが満を持して、2015年11月17日からスタートしたau回線を用いた格安SIMサービスが今回ご紹介するUQモバイルです。


2.なぜUQモバイルは大手3キャリア並みに通信速度が速いのか?

  

前述した通り、UQコミュニケーションズはKDDIの100%出資子会社ですので、前回ご紹介したワイモバイルとソフトバンクの密な関係性から他の格安SIMを圧倒するほどのデータ通信の高速安定性を誇っていることと同様に、親会社であるauのモバイル回線を利用するという事情からUQモバイル格安SIMとは思えないほどの高速安定性を誇っています。

 

実際に利用してみると、格安SIMが大苦戦をする最も苦手な時間帯である平日昼休みにおいても、他の格安SIMが1Mbpsを超えられないどころか0.1~0.4Mbps程度の実測値であるところ、ワイモバイルもそうでしたが今回のUQモバイルも平気で10~15Mbps程度の通信速度を出します。

 

ワイモバイルの時にもお伝えしましたが、このワイモバイルとUQモバイルのいわゆるサブブランドは、格安SIMを潰すことを目的としていてけしからんという論調が監督官庁総務省の中であるようですが、私たちエンドユーザーとしては、大手3キャリア並みに高速安定しているモバイルデータ通信を格安で利用できることはメリットしかありませんので、将来サブブランドに対するなんらかの規制が発動されるまでは、喜んで利用すべきだと思います。

 

実際に、UQコミュニケーションズの公式ホームページでもアピールされていることですが、

 

と調査結果も十分すぎるほど好調で、自社調査結果においても顧客満足度は90%にものぼるということです。

 


3.UQモバイルの料金プラン

 

さて、そんな最強の格安SIMの一角UQモバイルですが、料金プランについて詳しく見ていきましょう。

UQモバイルの料金プランは、大きく5分かけ放題も含まれた「おしゃべりプラン」・無料通話時間が含まれた「ぴったりプラン」・UQモバイルスタート当初からある「その他の料金プラン(旧プラン)」の3つに大別できます。

UQモバイルの具体的な料金プランは、下図の通りです。
 

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UQコミュニケーションズの公式ホームページより)

 

オプションサービスは下表のとおりです。(横にスクロール)

お得パック UQあんしんパック【(1)+(2)+(3)】 500円/月
家族みまもりパック【(4)+(5)】 380円/月
サポート UQあんしんサポート(1) 350円/月
クラウドバックアップby AOS Cloud(2) 300円/月
UQ SNSセキュリティ by My Permissions (3) 350円/月
端末補償サービス 380円/月
AppleCare+for iPhone 534円/月~
メールサービス 200円/月
みまもりサービスby Family Locator(4) 200円/月
fill(フィルタリングサービス) (5) 300円/月
あんしんフィルター for UQ mobile 無料
音楽配信 Kkbox 908円/月
レコチョクBest 908円/月
その他 増量オプション(最大25ヶ月無料キャンペーンあり) 500円/月
つながる端末保証(UQ購入以外の端末保証) 500円/月
ギガぞう(VPN通信サービス) 500円/月
auかんたん決済 無料
SMS(ショートメッセージサービス) 無料
テザリング機能 無料
音声通話プラン専用オプションサービス 無料
Wi2 300 for UQ mobile(公衆Wifiサービス) 無料

 

UQモバイルは前述の通り、格安SIMでありながら、おそろしく安定して速い格安SIMサービスなのですが、上記の料金プランの表をよく見ていただくと気づくと思うのですが、実は、完全かけ放題プランやオプションサービスがないのです。

ワイモバイルには、スーパーだれとでも定額(1,000円/月)というおそろしく使い勝手のよいオプションサービスがスマホプランにもケータイ(ガラケー)プランにもありましたが、UQモバイルにはないのです。

お仕事で電話をよく利用する方、つい長電話をしてしまう方には、これが結構大きなデメリットとなり、率直にいって電話回線での通話を重視され、かつ格安SIMスマホ代を節約したいという方には、ワイモバイル一択となり、UQモバイルはあまりおすすめできません。

 

逆に、ワイモバイルが弱くUQモバイルが強いところが、「データ通信専用プラン」です。 f:id:saku432:20190615153248j:plain

UQモバイルは、最近、音声プランの充実を重視しており、データ専用プランはスタート当初の3GB/月・980円のプランと最大500Mbpsに常時速度制限がかかってしまいますが、1,980円/月でデータ量無制限で利用できるという2つのプランしかありませんが、データ専用プランの3GBのプランにおいても、音声プランと同様に格安SIMらしからぬ高速安定性を誇る使い勝手の良さは同じなのです。

 

また、最大500Mbpsに常時速度制限つきながら、1,980円/月でデータ量無制限で利用できるというデータ通信専用プランについても、低速での速度制限がかかっている割には、思った以上にいろんなことが快適に利用できるという評価が多くあり、YouTubeなどの動画視聴をモバイル回線で頻繁に行わない限りは、こちらのプランも十分に検討する価値はあり、利用用途に合えばおすすめとなります。

 

一方、ワイモバイルのデータ専用プランは、データプランS(1GB/月・1,980円)とデータプランL(7GB/月・3,696円)の2つしかなく、UQモバイルの3GB/月・980円と比べるとかなりコストパフォーマンスが悪く感じます。

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さらに、このデータプランS(1GB/月・1,980円)、データプランL(7GB/月・3,696円)の価格は「3年縛り」の価格となります。

ちなみに、前述したUQモバイルのデータ専用プランには、一般的な格安SIMのデータ専用プランと同様に契約期間の縛りが一切なく、極端な話、実際に契約して使ってみて気に入らなかったら契約した翌日に解約してしまっても違約金のようなものがかかることは一切なく、解約にかかる費用は0円です。

 

契約期間の縛りのない契約をすると、データプランS(1GB/月・3,980円)、データプランL(7GB/月・5,696円)と大きく値段が上がってしまい、さらに現実的な選択肢ではなくなってしまいます。

 

電話回線による通話をあまりしない方と外出時のみモバイルWifiルーターとセットで利用するデータ専用プランが3GB/月までで十分なのでほしいという方には、UQモバイル格安SIMは大変おすすめとなります。

 

スマホ中・上級者の方でSIMカードが2枚刺さるDSDS(もしくはDSDV)対応のスマホ(台湾ASUS製のZenfone5や中国HUAWEI製のP20、mate10 proなど)で、お得でありながら高速に快適に利用できるデータ通信SIMがほしいという方にもUQモバイルのデータ専用プランはおすすめですよ。

 

端末ラインナップについては、iPhone 2機種(6s・SE)、SIMフリーAndroidスマホ6機種、ケータイ1機種と数が多いとは言えませんが、iPhoneやケータイもありラインナップとしてはバランス良く充実しており十分と言えます。

 

また、UQモバイルオンラインショップで契約(新規・MNP)をすると、SIMフリーAndroidスマホ4機種が24回分割払いで実質108円という強烈なキャンペーンも行っていますし、家族割りで最初の1年間さらに500円引きとなり、おしゃべりプランSが1,480円で利用できます。

 UQモバイルの公式サイトはこちら

 

次に、WiMAX2+についてですが、お仕事で外回りをして出先でお仕事をされることが多い方、一人暮らしなどで自宅にいる時間は寝る時間程度で光回線などの固定回線を引くともったいないと思う方には、WiMAX2+のモバイルルーターはかなりおすすめとなります。

WiMAX2+の具体的な料金プランは次のとおりです。

 f:id:saku432:20190625031847p:plain
UQコミュニケーションズ公式ホームページより)

WiMAX2+のモバイルルーターを使う場合、データ量使い放題となるギガ放題が断然おすすめとなります。

ただし、前述のとおり、WiMAXスタート当初と異なり、3日間で10GBのデータ量を利用すると4日目の午後6時から5日目の午前2時までの間、速度制限がかかり最大通信速度1Mbpsまでとなります。

 

もし、夕方から夜の時間帯に速度制限を受けても何ら困らないという方の場合、この速度制限のルールを逆手にとり、事務所の固定回線をWiMAX2+にした上で、毎日常に速度制限を受けるつもりで使い倒しても問題ないという運用方法も考えられますね。

また、光回線とのセット割のようなパターンでの割引は、格安SIMUQモバイルとWiMAX2+の組み合わせには、今のところありませんのでご注意ください。

WiMAX2+公式サイトはこちら

 


4.UQモバイルのメリット

 

ここで、UQモバイルのメリットとデメリットをまとめてみましょう。

まずメリットからです。

  • 格安SIMらしからぬデータ通信の高速安定性(本家のauとほとんど変わらない使い勝手)
  • データ専用プランがお得で縛り期間なし・解約金等なし
  • おしゃべりプランを選択すると別途オプション料金を払うことなく、5分かけ放題が利用できるし、ぴったりプランという無料通話(時間単位)つきプランも選ぶことができる
  • 5分かけ放題や無料通話がないシンプルな音声プランも選べる
  • iPhone(6s・SE)の取り扱いがある
  • ケータイ(ガラケー)も選べる
  • 家族割がありさらにお得となる(時期によって学割もある)
  • リアル店舗が全国にあり安心


5.UQモバイルのデメリット

 

続いてデメリットです。

  • 音声通話完全かけ放題オプションサービスがない
  • 同じau格安SIMのmineoと比べると動作確認端末の数が少なく不親切
  • 利用するスマホルーター端末によってVoLTE SIM(白)と非VoLTE SIM(黒)を選択する必要があり、スマホ初心者には非常にわかりにくい
  • auの3G回線が利用できない(4G回線のみ)ため、山間部などで圏外になる可能性がある
  • 3日間データ量制限がある(3日間で6GB以上利用すると翌日通信速度制限あり)
  • 音声プランはおしゃべりプラン・ぴったりプランは2年縛り、無料通話なしの音声プランは1年縛りあり
  • 音声プランのおしゃべりプラン・ぴったりプランが安いのは最初の1年間だけで2年目からは+1,000円となる
  • ワイモバイルのスマホプランは10分かけ放題なのに、UQモバイルのおしゃべりプランは5分かけ放題
  • データ量の選択が1・3・7GB(最初の1年間は2・6・14GB)の3種類しかない
  • ドコモやIIJmioのように毎月家族で分け合えるデータシェアプランがない
  • ワイモバイルのように自分名義のスマホタブレット端末のデータシェアプランもない
  • 余ったデータ量を家族や友人に譲渡することもできない
    最新のiPhoneの取り扱いがない
  • iPadの取り扱いがない
  • ハイスペックSIMフリーAndroidスマホのラインナップがない
  • 雑誌読み放題サービスなどのオプションサービスの設定がない
  • 光回線との組み合わせによる割引サービスがない

 


6.まとめ

  

今回は、ワイモバイルと並ぶ格安SIM最強と言われるUQモバイルについてご紹介しました。

ワイモバイルと比べると音声通話完全かけ放題オプションサービスがない、10分かけ放題に対して5分かけ放題とかけ放題の時間が半分、光回線モバイルルーターとのセット割がないなどUQモバイルが劣っている点もありますが、逆にいえば、欠点らしい欠点はその程度しかなく、おすすめである格安SIMには変わりありません。

 

顧客満足度においてもかなり良い結果が出ていることも納得できる通信サービスの品質です。

スマホ初心者の方には、スマホとのセットで購入し5分かけ放題が含まれたおしゃべりプランで利用するのがおすすめとなります。

また、時期やタイミングによっては、UQモバイルが扱うSIMフリーAndroidスマホの中で実質0円や実質100円というキャンペーンもあり本当に格安でスマホデビューができるチャンスがあります。

 

スマホ中級者以上の方には、DSDS対応のスマホUQモバイルのデータ専用プランのSIMを組み合わせることや、WiMAX2+対応のモバイルWifiルーターでもAPNさせ設定してやれば、UQモバイルのデータ専用プランのSIMでも通信できるので、月3GBまでにはなってしまいますが、中古品のWiMAX2+対応のモバイルWifiルーターはかなり安く入手できるため、トータルコスト激安でモバイルWifiルーターを運用できますので、おすすめですよ。

 UQモバイルの公式サイトはこちら

楽天スーパーポイントが貯まる!楽天モバイル!料金や口コミ評判、三木谷割りなどのキャンペーン情報まで

 


1. 楽天モバイルって?

 

ネットショッピングの楽天市場やタレントの川平慈英さんのCMでおなじみのクレジットカード・楽天カードなどで有名の楽天がドコモから回線を借りてサービス提供している格安SIMサービスが楽天モバイルです。

 

楽天グループのフュージョン・コミュニケーションズが2014年10月に格安SIMサービスをスタートしたのが始まりで2015年12月には運営元が楽天株式会社本多へ移管され、2017年9月には同業のプラスワンマーケティングが運営する格安SIMFREETELを買収、さらには、2018年4月に総務省から1800MHz帯の割り当てを受け2019年10月スタートを予定としてドコモ・auソフトバンクと同じように、通信キャリアに新規参入を発表しました。

 

日本最大のモバイル専門マーケティングリサーチ機関のMMD研究所が2018年10月に公表した調査結果によると、大手3キャリアユーザーが検討している格安SIMサービストップ3は、ワイモバイル、楽天モバイルUQモバイル楽天モバイルは第2位となりました。

 

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過去記事で、何度もお伝えしている通り、ワイモバイルとUQモバイルソフトバンクauの実質サブブランドで、通信速度・通信の安定性は他の格安SIMを圧倒するもので、ほとんど本家のソフトバンクauと遜色ないもので人気となっている反面、他の格安SIMを運営している事業者潰しだと批判されているところでもあります。

 

調査結果において、そんな反則ともいわれる特殊な格安SIMワイモバイルとUQモバイルの間に入ってきた楽天モバイルの人気はある意味すごいものがありますね。


この調査結果の中の楽天モバイルを選んだ具体的な理由も公表してあり

  • 楽天スーパーポイントがたまるから
  • 家族が使っていて評判がいい
  • 回線がドコモだから
  • 低速でもある程度の動画再生できそうだから
  • 楽天のサービスをよく使っているから
  • 端末のキャンペーンで安い

(以上、MMD研究所公式HPより抜粋)
となっています。


今回は、人気3位となっている格安SIM楽天モバイルについて詳しくご紹介します。


2. 楽天モバイルの料金プラン

 

現在の楽天モバイルの料金プランは、大きく2つに分かれていて、データ通信と5分かけ放題通話プランがパックとなっているスーパーホーダイと従来からある組み合わせプラン(通話+データ、050IP電話+データ、データのみ)となります。

 

まず、楽天モバイルが推しているスーパーホーダイからです。

 f:id:saku432:20190614161714j:plain
楽天モバイルのホームページより抜粋)

上図のとおり、5分かけ放題通話とデータ(2GB・6GB・14GB)がセットになったとてもわかりやすいパックプランです。

ワイモバイルのスマホプランにとても似ていますが、楽天モバイルのスーパーホーダイの場合、データ量を使い切っても月末まで最大1Mbpsで通信できることが最も大きな特徴となっており、他の格安SIMでは通信制限がかかると128~200kbps程度まで速度を落とされてしまい、はっきりいって使い物にならないレベルのものですが、楽天モバイルのこの1Mbpsという速度だと、意外といろんなことができる通信速度となります。

WEBページの閲覧、SNS、メールの送受信などはもちろん、HD解像度ではなくなってしまいますがYouTubeの視聴も可能であるレベルです。

このような事情から、楽天モバイルを利用する方は、最近ではスーパーホーダイのプランSを選択する方が多いようです。

次に従来からある組み合わせプランですが、内容は下図の通りです。

 

  通話SIM 050データSIM(SMSあり) データSIM(SMSなし)
ベーシップラン 1,250円 645円 525円
3.1GBプラン 1,600円 1,020円 900円
5GBプラン 2,150円 1,570円 1,450円
10GBプラン 2,960円 2,380円 2,260円
20GBプラン 4,750円 4,170円 4,050円
30GBプラン 6,150円 5,520円 5,450円

 

前回の記事で取り上げたmineoなどと比べるとデータ量の選択肢が少ないですが、3.1GB~30GBまで広い容量をカバーしていますので、ライトユーザーからヘビーユーザーまで幅広く利用できるといえます。

ちなみに、最安のベーシックプランとは、高速データ通信のパケット通信料の上限設定がない代わりに、回線速度が常に低速(200kbps)で利用できるプランとなりますので、スマホ等を外で利用することが多い方には安いけれどもストレスが溜まる、使い物にならないと感じる可能性が高いので契約前によく注意しておく必要があります。

ただし、この200kbpsという通信速度がまったく話にならない速度かいうと、実際に使ってみると意外と使えるというのが率直な感想で、

  • WEB閲覧
  • メールやLINEの送受信
  • LIME電話(facebook通話なども)
  • twitterなど文字メインのSNS
  • YouTubeの低画質、もしくは音声のみの観賞(ギリギリ利用可なレベル)などは利用できます。

よって、スマホをもともとあまり使わない方、事務職などでほとんどWifiがある場所にいる方などには、楽天モバイルのベーシックプランは検討の余地が十分あります。

逆に、スマホをそれなりに利用する方で、できるだけ毎月のスマホ代を節約したいという方には、前述したスーパーホーダイのプランのほうがおすすめとなります。

ただし、スーパーホーダイのプランは契約時に1年縛り、2年縛り、3年縛りから契約者側が自由に選ぶことができ、縛り年数が多いほどキャッシュバックなどの特典サービスがより豪華となるケースが多いのですが、格安SIMは大手キャリアから回線を借りて運営しているという仕組みから、たった1年で通信速度が激変してしまう可能性がありますので、出来る限り短い縛り期間での契約がおすすめです。

実際に、ワイモバイル・UQモバイルのサブブランドに匹敵するほどの快適な通信速度でサービスを提供していたLINEモバイルも利用者増により大幅な速度低下が発生し、いまだに以前と同じような快適な通信速度には戻っておらず、無条件でおすすめできる格安SIMではなくなってしまったという事例もあります。

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楽天モバイルの対応端末はこちら

 

3. 端末セット販売

 

取り扱い端末については、楽天モバイルはかなり充実しており、2019年6月現在ではスマホ25機種、ガラケー1機種、タブレット3機種、ルーター2機種と品揃えに関しては格安SIMトップクラスです。

日本で人気のiPhoneに関しては、格安SIMを提供するMVNOではiPhoneの契約条件となるAppleの販売ノルマがかなり厳しいため、取り扱いが極めて困難と言われている中、楽天モバイルでは、海外販売モデルではあるもののiPhone SE(16GB・64GB)を販売しています。

iPhoneの最新モデルと楽天モバイルの組み合わせで利用したい場合は、SIMフリー版を別途自分で購入するか、ドコモ版のiPhoneau版・ソフトバンクSIMロック解除済のiPhoneを用意する必要があります(楽天モバイルはドコモ回線を利用しているため、ドコモ版iPhoneの場合はSIMロック解除の必要はありません)。

Androidスマホに関しても、ここ1,2年日本でも人気となっている中国ファーウェイ製のスマホがラインナップされていますし、AndroidスマホiPhone SEいずれも24回の分割払いが可能です。

ただし、楽天モバイルの場合は24回分割払いを選択した場合、大手3キャリアや他の格安SIMと異なり手数料が発生するので注意が必要です。

支払いについて楽天カードを選択した場合は、分割手数料は免除されますので、楽天カードを利用することを強くおすすめします。

 


4. 三木谷割りとは?

  

端末ラインナップの充実さをお伝えしましたが、楽天モバイルのすごいところは実は「三木谷割り」と呼ばれるスマホ端末のとんでもない割引キャンペーンが頻繁に行われることです。

ちなみに、三木谷割りの三木谷とは楽天グループの社長である三木谷社長の名前から由来しているもので、ソフトバンクの孫会長兼社長と並び強烈なリーダーシップとトップダウン型経営で知られる三木谷社長の一存でとんでもない大幅な端末割引が数ヶ月に1回の頻度で発動されるという本当かウソか真実はよくわからないような噂から、このような名前がネット上でついたと言われています。

最近でいえば、税別53,800円で販売されていたファーウェイ製のhonor9が税別32,800円と20,000円オフ、同じく約税別26,000円で販売されていたファーウェイ製のnova lite2が税別6,700円とこちらも約20,000円オフとかなり強烈な三木谷割りが発動されています。

このようなミドルスペックからミドルハイスペックのAndroidスマホが、割引キャンペーンによりかなり安く手に入るため、楽天モバイルを契約する際にはSIMカードと端末とのセットでの購入がかなりお得でおすすめですね。

 


5. メリット

 

それでは、楽天モバイルのメリット、デメリットをまとめます。

まずはメリットから。

 


6. デメリット

 

  • ワイモバイル、UQモバイルと比べると通信速度が遅い
  • YouTubeなどの動画閲覧でのデータ使用の際、こっそり通信速度を規制している場合が多々ある
  • 突然サービスの改悪をやりかねない企業イメージ(実際に完全かけ放題通話オプションを提供し始めたが1年もたたずにやめてしまい、利用者は強制的に5分かけ放題通話オプションへ移行されてしまったことや、あるタイミングを境に極端に通信速度がかなり低下した時期があった)
  • IIJmioBIGLOBEモバイルのように家族でデータシェアができるプランが一切ない
  • 端末を24回分割払いで購入した場合、意味不明な分割手数料が発生する(楽天カード払いで手数料免除となるが、そもそも大手3キャリアや他の格安SIMでは端末購入時の分割払いで分割手数料は取っていない)
  • 楽天が嫌いな人には不向き(とにかく囲い込み施策が凄まじく楽天ユーザーでなければ損をするシステムとなっている)

 

楽天モバイルの口コミ

 

 

 

 


7. まとめ

 

今回は、最新の調査結果で格安SIM人気3位となった楽天モバイルについて詳しくお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?

率直に言って、もともとの楽天の企業体質から、ある日突然サービスの改悪やユーザーに告知なしで、こっそり通信速度の適正化をやったりするんじゃないかという疑念が残りますが、他方、スーパーホーダイの新しい料金プランなど常に新しい挑戦を行い、私たちを常にワクワクさせてくれる印象を持たせてくれるのも事実です。

楽天のヘビーユーザーはもちろんのこと、とりあえず楽天カードは持っているというライトユーザーの方まで、とにかくお得となる楽天モバイル格安SIMへの乗り換えや新規利用を検討する際の選択肢として、もはや外せない格安SIMです。

ぜひ、WEB上で情報収集をして、三木谷割りや新規契約事務手数料無料などのキャンペーンを組み合わせて、お得に楽天モバイルを契約してみてはいかがでしょうか? 

楽天モバイルのキャンペーン情報はこちら



安いだけじゃない!楽しく使えるmineoについて徹底解説!!

 


 

今回はCMなどでもお馴染みのmineoについて紹介していきます。

 


1. mineoとは?

  

mineoとは、関西電力グループの株式会社ケイ・オプティコムが提供する格安SIMサービスです。

 

会社の歴史はけっこう古くて1988年4月に完済通信設備サービス株式会社として設立し、2001年に「eo光ネット」という光回線サービスの提供を開始、格安SIMサービスのmineoは、2014年6月にサービス開始しました。

 

当初は、auから回線を借りて提供する格安SIMサービス(現在のAプラン)のみでしたが、2015年9月からドコモからも回線を借りて提供する格安SIMサービス(現在のDプラン)の提供も始め、日本で初めてドコモ回線・au回線から選べる格安SIMサービスを提供し始めたのがmineoでもあるんですね。

 

詳しくは後述しますが、mineoはただ単に安いだけではなく余ったデータ量をmineoを使っている友人や知人にプレゼントできるパケットギフト、家族のみならず友達とも繰り越したデータ量をシェアできるパケットシェア、みんなで貯めて使えて助けあえるフリータンク、ユーザーコミュニティサイト・マイネ王など、他の格安SIMはもちろん、大手通信キャリアにもないユニークな取り組みやシステムが特徴で人気となっているので、おすすめの格安SIMのひとつです。

 


2. mineoの料金プラン

  

では、mineoの料金プランを見ていきましょう。

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mineoの料金プランは、500MB(0.5GB)からデータ専用プランだけでなく音声プランもスタートできるのは好感が持てます。

 

そこから30GBまで7段階とかなりきめ細かなデータ量の設定があるので、大半の方は、この中でぴったりくる料金プランが見つかるのではないでしょうか。

格安SIMを利用する上で心配になる点が、音声通話の料金ですが、この点もmineoでは、完全かけ放題オプションはないものの、複数の通話オプションサービスを用意しており安心できます。


〇通話オプションサービスf:id:saku432:20190613165837j:plain

 

通話オプションサービス以外では、1回9,000円と高額にはなりますが訪問オプションサービスがあるため、シニアの方やスマホ初心者の方で格安SIMを利用する方には本当に安心できるサービスで、他の格安SIMではあまり見かけないオプションサービスとなります。


3. mineoのメリット

  

mineoのメリットについて挙げてみましょう。

  • 料金プランがきめ細かく設定してある
  • ドコモ回線とau回線が選べる
  • 格安SIMの中では会社の信頼度が高いほう
  • 10分かけ放題オプションサービスがある(5分ではないところがミソ!)
  • IP電話のオプションサービスがある(データ専用契約でも通話が可能)
  • パケットギフト、パケットシェアといった余ったデータを分け合える仕組みがある
  • フリータンクにより、困った時に無料でデータ量をもらえる
  • ユーザーコミュニティサイト・マイネ王があり、かなり充実した情報が集まっている
  • 公式ホームページに公表してあるスマホタブレット端末の動作確認情報がかなり充実している(この点はUQモバイルと比べると圧倒的にmineoの勝ち!)
  • 格安SIMにはめずらしくmineoの熱心なファンが多い


4. mineoのデメリット

  • IIJmioBIGLOBEモバイルOCN モバイル ONEのように家族でデータシェアする料金プランがない(パケットギフト、パケットシェアはあくまで余ったデータを「翌月」に分けあえる)
  • IIJmioと比べると通信関連の技術力に劣るように見受けられる
  • au系の格安SIMでは、どうしてもauのサブブランドであるUQモバイルに通信速度と通信の安定性では勝てない
  • 楽天モバイルのように毎月の利用料金に応じて貯まるポイントシステムがない

参照:格安SIMの老舗IIJmioのみおふぉんについて|料金やお得なキャンペーン情報など


5. まとめ

 

先日、mineoがユーザーに告知なしで画像や動画データを強制的に圧縮する「通信の最適化」行い、さらに「通信の最適化」が行えないWEBサイトに関しては下り通信速度上限2Mbpsの帯域制限も行っているようだとtwitter等のSNSでの炎上があり一部騒動となった事案が発生し、これまで格安SIMの中ではIIJmioと並び最も会社の信頼性が高く安心して利用できるというイメージがありましたが、この炎上騒ぎによりmineoの信頼性が落ちてしまったことは否めません。

 

UQモバイルとワイモバイルは別として、大手通信キャリアから回線を有料で借りることで運営している格安SIMのシステムからして、ユーザー数が増えれば回線を増強しない限り通信の快適性は落ちてしまいます。

 

しかし、むやみに回線を増強すればビジネスとして成り立たなくなり格安SIMのサービスを提供し続けることが困難になりますから、このあたりの事情は仕方ないことなので、ユーザーとしても「その代わり安い」「だから大幅に安く使えるんだ」と割り切って使う必要があると思います。

 

炎上騒ぎがあったとはいえ、ユーザーコミュニティサイトのマイネ王やフリータンクといったユニークなシステムは、いまだにmineoしかありませんし、スマホタブレット端末の動作確認の細かさは素晴らしいものがあります。

UQモバイルの利用を検討している方もmineoの公式ホームページの動作確認を参照すれば、ほとんどの場合、問題なく動作してしまうほどです。

格安SIMは、以前の記事でお伝えしたようにUQモバイル、ワイモバイルが圧倒的におすすめですが、前回お伝えしたIIJmioと今回のmineoは次点としておすすめですよ。

 

UQモバイルの公式ページ

mineoの公式ページ

 

リアル店舗がないと不安な方におすすめの格安SIM・イオンモバイル


 

今回、ご紹介したいのがドコモ・au回線を利用している格安SIM・イオンモバイルです。

 


1.イオンモバイルとは?

  

格安SIMへ乗り換えてスマホ代を節約したいけど、「困った時に誰に相談して良いのか不安」、「まわりにスマホなどの機械に詳しい人がいない」という方にぜひおすすめしたいのが、スーパーやショッピングモールで有名なイオングループ格安SIMイオンモバイルです。

 

ご存じの通り、イオンのスーパーやショッピングモールは全国中にあり、そのお店の一角にイオンモバイルのカウンターがあって、ドコモショップauショップと同じ感覚で店員さんと対面で格安SIMの契約、SIMフリースマホのセット販売、SIMフリースマホのみの販売、契約前後の相談・サポートなどが他の大半の格安SIMができないことが可能であるため、スマホ初心者の方、格安SIM初心者の方、スマホに不慣れなシニアの方などには、安心して格安SIMを契約できますし、アフターサービスも有人店舗が全国にあるため期待できます。

 

このイオンの中にあるイオンモバイルは2018年6月現在全国200店舗以上の店舗があります。ただし、イオンモバイルのカウンターがないイオンもありますし、イオンモバイルのカウンターがあっても詳しい相談などはできず注文の受付のみという店舗もありますので、注意が必要です。

 

詳しくは、イオンモバイルの公式ホームページをよくご確認の上お出かけになってくださいね。

公式HPはこちら:http://aeonmobile.jp/

 

また、イオンモバイルは2016年2月のスタート当初からドコモ回線を借りて格安SIMを提供していましたが、2018年3月からauからも回線を借りて格安SIMを提供しはじめたことから、ドコモ回線とau回線の両方を自由に選択できるようになりました。

 

端末ラインナップについては、中国HUAWEI、台湾ASUS製の海外製の人気SIMフリースマホ富士通製の国内SIMフリースマホに至るまで幅広く計36機種、SIMフリーガラホ(従来型携帯電話)1機種、SIMフリータブレット7機種、SIMフリールーター2機種とiPhoneの取り扱いがないもののほぼ万全といえます(機種数は2018年6月現在のもの)。


2. イオンモバイルの料金プラン

 

 イオンモバイルの特徴の一つでもある料金プランの豊富さですが、「音声プラン」・「データプラン」・「シェア音声プラン」の3つに大別でき、データプランであれば最安1GB・480円/月から利用できるという気軽さと音声・データプランともきめ細かいデータ容量の設定があり選択しやすいといえます。

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また、以前取り上げた格安SIMIIJmioのファミリーシェアプランと同じように家族で毎月データ量をシェアできるプランも充実しており家族全員での利用においても使いやすく好評となっています(最大SIMカード5枚まで)。

 

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3. イオンモバイルのメリット

 


・音声プラン・データプランともに最低利用期間・解約金が一切ないことです【ただし、MNPにて転出の場合(音声プランのみ)は契約後180日以内だと8,000円(税別)、181日目以降だと3,000円(税別)のMNP転出料が必要】

・料金プランの種類の多さ(特に家族でデータ容量をシェアできるシェア音声プランの充実さ)

・3日制限がない(3日間で366MB使用すると4日目に200bpsの低速にするなどの通信速度制限がかかるというような制限は一切ない)

・音声定額のオプションサービスも充実している

・全国200以上の店舗がある

 

①イオンでんわ:通常20円/30秒がイオンモバイル公式アプリ「イオンでんわ」を利用することで10円/30秒と半額

②イオンでんわ10分かけ放題:850円/月(税別)、事前にオプションサービスを申し込んだ上で、イオンモバイル公式アプリ「イオンでんわ」を利用すると10分以内の通話がかけ放題

③050かけ放題:1,500円/月・別途050かけ放題加入時に登録事務手数料1,000円(いずれも税別)、IP電話サービスを利用した電話かけ放題サービス(要050IP電話アプリ)で国内であれば何時間でも通話し放題、IP電話サービスなので音声プランの契約の必要がなく、データプラン契約のみで利用可、1GBのデータプランと組み合わせると、1,980円/月で電話し放題

   


4. イオンモバイルのデメリット

 


・通信速度と安定性が大手3大キャリアと比べると劣ってしまう、はっきりいって通信速度は格安SIMの中でも遅い
・未成年の方契約不可(大学生・収入のある社会人も)
・シェア音声プランは、契約した回線すべて同一名義でなければ契約不可(IIJmioと同様でMNPでイオンモバイルへ移動する場合はMNP前に回線名義を家族の代表者の名義にすべて名義変更しないといけないので面倒くさい)
・シェア音声プランの契約に関しては「ご契約即日お渡し店舗」のみでしか契約できない(WEB申し込み・後日配送お渡し店舗での契約不可)
・利用料の支払い方法がクレジットカードのみ

 


5. イオンモバイルならではの裏技

 

 

実は、イオンモバイルにはあまり知られていない裏技的な利用法があります。

前述した音声通話オプションサービスの050かけ放題というIP電話を活用した通話完全かけ放題サービスについてですが、基本的に国際電話は不可と案内されており、確かに日本国内から海外への通話は不可となる制限がかかっています。

 

しかし、海外渡航先のホテルや飲食店など、あるいは海外用モバイルルーターWifiにつないだ状態で050かけ放題のIP電話から日本国内へ発信すると何の障害もなくつながってしまいますし、追加料金のようなものは一切かかりません。

 

お仕事や旅行で海外渡航が多い方には、1回線持っておいたほうが良いサービスとなります。

さらに、このIP電話サービスは使い回しが可能で、イオンモバイルの050IP電話アプリをインストールし初期設定しさえすれば、極端な話、誰でも使いまわしが可能となるのです(ただし、複数人での同時発信・同時着信は不可)。

 

対策がされ封じられてしまう可能性が高いのですが、現状このようなことが可能であることから、050かけ放題を家族内で1契約のみしておいて家族で使いまわすということも可能です。

 

ただし、着信に関しては050IP電話アプリがインストールされたどのスマホに着信するかわからないので、あくまで発信専用として利用し相手には090等から始まる携帯電話番号へかけてもらうということを徹底する必要はありますので、気を付けてくださいね。

 


6. まとめ

  

格安SIMの中でも料金プランが豊富で実店舗も全国200店舗のイオンで取り扱いがあり、かなりバランスの取れたいい格安SIMです。特に家族全員でイオンモバイルに乗り換えシェア音声プランを契約することで、大きな節約効果が期待できますのでおすすめですね。

 

2017年7月以前はプラン変更など細かい契約変更でさえ、コールセンターへ電話もしくはイオンモバイルの取り扱い店舗のあるイオンのリアル店舗へ行かなくてはいけませんでしたが、2017年7月以降からは改善されてWEB上のマイページで簡単に変更できるようになりました。

 

また、当初なかった5分かけ放題通話サービスを開始し料金そのままで10分かけ放題通話サービスに変更、前述の通り、2018年3月からau回線版の格安SIMもスタートし、従来からのドコモ回線とau回線をミックスしてもシェア音声プランが利用できます。

イオンモバイルは格安SIMの中でも通信速度が遅いという大きなデメリットがありますが、通信速度や料金プランの豊富さやサポートだけでなく、ユーザーの声や意見に対してきめ細かい改善を続けているという運営姿勢が格安SIMを選択する際に一番大事で、イオンモバイルは十分おすすめできる格安SIM事業者です。

 

今後もさらなる顧客満足度の向上を目的とした追加のサービスも予定しているということですから、ますます期待できますね。

 

イオンモバイルの公式HPはこちら:http://aeonmobile.jp/