リアル店舗がないと不安な方におすすめの格安SIM・イオンモバイル


 

今回、ご紹介したいのがドコモ・au回線を利用している格安SIM・イオンモバイルです。

 


1.イオンモバイルとは?

  

格安SIMへ乗り換えてスマホ代を節約したいけど、「困った時に誰に相談して良いのか不安」、「まわりにスマホなどの機械に詳しい人がいない」という方にぜひおすすめしたいのが、スーパーやショッピングモールで有名なイオングループ格安SIMイオンモバイルです。

 

ご存じの通り、イオンのスーパーやショッピングモールは全国中にあり、そのお店の一角にイオンモバイルのカウンターがあって、ドコモショップauショップと同じ感覚で店員さんと対面で格安SIMの契約、SIMフリースマホのセット販売、SIMフリースマホのみの販売、契約前後の相談・サポートなどが他の大半の格安SIMができないことが可能であるため、スマホ初心者の方、格安SIM初心者の方、スマホに不慣れなシニアの方などには、安心して格安SIMを契約できますし、アフターサービスも有人店舗が全国にあるため期待できます。

 

このイオンの中にあるイオンモバイルは2018年6月現在全国200店舗以上の店舗があります。ただし、イオンモバイルのカウンターがないイオンもありますし、イオンモバイルのカウンターがあっても詳しい相談などはできず注文の受付のみという店舗もありますので、注意が必要です。

 

詳しくは、イオンモバイルの公式ホームページをよくご確認の上お出かけになってくださいね。

公式HPはこちら:http://aeonmobile.jp/

 

また、イオンモバイルは2016年2月のスタート当初からドコモ回線を借りて格安SIMを提供していましたが、2018年3月からauからも回線を借りて格安SIMを提供しはじめたことから、ドコモ回線とau回線の両方を自由に選択できるようになりました。

 

端末ラインナップについては、中国HUAWEI、台湾ASUS製の海外製の人気SIMフリースマホ富士通製の国内SIMフリースマホに至るまで幅広く計36機種、SIMフリーガラホ(従来型携帯電話)1機種、SIMフリータブレット7機種、SIMフリールーター2機種とiPhoneの取り扱いがないもののほぼ万全といえます(機種数は2018年6月現在のもの)。


2. イオンモバイルの料金プラン

 

 イオンモバイルの特徴の一つでもある料金プランの豊富さですが、「音声プラン」・「データプラン」・「シェア音声プラン」の3つに大別でき、データプランであれば最安1GB・480円/月から利用できるという気軽さと音声・データプランともきめ細かいデータ容量の設定があり選択しやすいといえます。

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また、以前取り上げた格安SIMIIJmioのファミリーシェアプランと同じように家族で毎月データ量をシェアできるプランも充実しており家族全員での利用においても使いやすく好評となっています(最大SIMカード5枚まで)。

 

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3. イオンモバイルのメリット

 


・音声プラン・データプランともに最低利用期間・解約金が一切ないことです【ただし、MNPにて転出の場合(音声プランのみ)は契約後180日以内だと8,000円(税別)、181日目以降だと3,000円(税別)のMNP転出料が必要】

・料金プランの種類の多さ(特に家族でデータ容量をシェアできるシェア音声プランの充実さ)

・3日制限がない(3日間で366MB使用すると4日目に200bpsの低速にするなどの通信速度制限がかかるというような制限は一切ない)

・音声定額のオプションサービスも充実している

・全国200以上の店舗がある

 

①イオンでんわ:通常20円/30秒がイオンモバイル公式アプリ「イオンでんわ」を利用することで10円/30秒と半額

②イオンでんわ10分かけ放題:850円/月(税別)、事前にオプションサービスを申し込んだ上で、イオンモバイル公式アプリ「イオンでんわ」を利用すると10分以内の通話がかけ放題

③050かけ放題:1,500円/月・別途050かけ放題加入時に登録事務手数料1,000円(いずれも税別)、IP電話サービスを利用した電話かけ放題サービス(要050IP電話アプリ)で国内であれば何時間でも通話し放題、IP電話サービスなので音声プランの契約の必要がなく、データプラン契約のみで利用可、1GBのデータプランと組み合わせると、1,980円/月で電話し放題

   


4. イオンモバイルのデメリット

 


・通信速度と安定性が大手3大キャリアと比べると劣ってしまう、はっきりいって通信速度は格安SIMの中でも遅い
・未成年の方契約不可(大学生・収入のある社会人も)
・シェア音声プランは、契約した回線すべて同一名義でなければ契約不可(IIJmioと同様でMNPでイオンモバイルへ移動する場合はMNP前に回線名義を家族の代表者の名義にすべて名義変更しないといけないので面倒くさい)
・シェア音声プランの契約に関しては「ご契約即日お渡し店舗」のみでしか契約できない(WEB申し込み・後日配送お渡し店舗での契約不可)
・利用料の支払い方法がクレジットカードのみ

 


5. イオンモバイルならではの裏技

 

 

実は、イオンモバイルにはあまり知られていない裏技的な利用法があります。

前述した音声通話オプションサービスの050かけ放題というIP電話を活用した通話完全かけ放題サービスについてですが、基本的に国際電話は不可と案内されており、確かに日本国内から海外への通話は不可となる制限がかかっています。

 

しかし、海外渡航先のホテルや飲食店など、あるいは海外用モバイルルーターWifiにつないだ状態で050かけ放題のIP電話から日本国内へ発信すると何の障害もなくつながってしまいますし、追加料金のようなものは一切かかりません。

 

お仕事や旅行で海外渡航が多い方には、1回線持っておいたほうが良いサービスとなります。

さらに、このIP電話サービスは使い回しが可能で、イオンモバイルの050IP電話アプリをインストールし初期設定しさえすれば、極端な話、誰でも使いまわしが可能となるのです(ただし、複数人での同時発信・同時着信は不可)。

 

対策がされ封じられてしまう可能性が高いのですが、現状このようなことが可能であることから、050かけ放題を家族内で1契約のみしておいて家族で使いまわすということも可能です。

 

ただし、着信に関しては050IP電話アプリがインストールされたどのスマホに着信するかわからないので、あくまで発信専用として利用し相手には090等から始まる携帯電話番号へかけてもらうということを徹底する必要はありますので、気を付けてくださいね。

 


6. まとめ

  

格安SIMの中でも料金プランが豊富で実店舗も全国200店舗のイオンで取り扱いがあり、かなりバランスの取れたいい格安SIMです。特に家族全員でイオンモバイルに乗り換えシェア音声プランを契約することで、大きな節約効果が期待できますのでおすすめですね。

 

2017年7月以前はプラン変更など細かい契約変更でさえ、コールセンターへ電話もしくはイオンモバイルの取り扱い店舗のあるイオンのリアル店舗へ行かなくてはいけませんでしたが、2017年7月以降からは改善されてWEB上のマイページで簡単に変更できるようになりました。

 

また、当初なかった5分かけ放題通話サービスを開始し料金そのままで10分かけ放題通話サービスに変更、前述の通り、2018年3月からau回線版の格安SIMもスタートし、従来からのドコモ回線とau回線をミックスしてもシェア音声プランが利用できます。

イオンモバイルは格安SIMの中でも通信速度が遅いという大きなデメリットがありますが、通信速度や料金プランの豊富さやサポートだけでなく、ユーザーの声や意見に対してきめ細かい改善を続けているという運営姿勢が格安SIMを選択する際に一番大事で、イオンモバイルは十分おすすめできる格安SIM事業者です。

 

今後もさらなる顧客満足度の向上を目的とした追加のサービスも予定しているということですから、ますます期待できますね。

 

イオンモバイルの公式HPはこちら:http://aeonmobile.jp/