楽天スーパーポイントが貯まる!楽天モバイル!料金や口コミ評判、三木谷割りなどのキャンペーン情報まで
1. 楽天モバイルって?
ネットショッピングの楽天市場やタレントの川平慈英さんのCMでおなじみのクレジットカード・楽天カードなどで有名の楽天がドコモから回線を借りてサービス提供している格安SIMサービスが楽天モバイルです。
楽天グループのフュージョン・コミュニケーションズが2014年10月に格安SIMサービスをスタートしたのが始まりで2015年12月には運営元が楽天株式会社本多へ移管され、2017年9月には同業のプラスワンマーケティングが運営する格安SIMのFREETELを買収、さらには、2018年4月に総務省から1800MHz帯の割り当てを受け2019年10月スタートを予定としてドコモ・au・ソフトバンクと同じように、通信キャリアに新規参入を発表しました。
日本最大のモバイル専門マーケティングリサーチ機関のMMD研究所が2018年10月に公表した調査結果によると、大手3キャリアユーザーが検討している格安SIMサービストップ3は、ワイモバイル、楽天モバイル、UQモバイルと楽天モバイルは第2位となりました。
過去記事で、何度もお伝えしている通り、ワイモバイルとUQモバイルはソフトバンクとauの実質サブブランドで、通信速度・通信の安定性は他の格安SIMを圧倒するもので、ほとんど本家のソフトバンク、auと遜色ないもので人気となっている反面、他の格安SIMを運営している事業者潰しだと批判されているところでもあります。
調査結果において、そんな反則ともいわれる特殊な格安SIMワイモバイルとUQモバイルの間に入ってきた楽天モバイルの人気はある意味すごいものがありますね。
この調査結果の中の楽天モバイルを選んだ具体的な理由も公表してあり
- 楽天スーパーポイントがたまるから
- 家族が使っていて評判がいい
- 回線がドコモだから
- 低速でもある程度の動画再生できそうだから
- 楽天のサービスをよく使っているから
- 端末のキャンペーンで安い
(以上、MMD研究所公式HPより抜粋)
となっています。
今回は、人気3位となっている格安SIM・楽天モバイルについて詳しくご紹介します。
2. 楽天モバイルの料金プラン
現在の楽天モバイルの料金プランは、大きく2つに分かれていて、データ通信と5分かけ放題通話プランがパックとなっているスーパーホーダイと従来からある組み合わせプラン(通話+データ、050IP電話+データ、データのみ)となります。
まず、楽天モバイルが推しているスーパーホーダイからです。
(楽天モバイルのホームページより抜粋)
上図のとおり、5分かけ放題通話とデータ(2GB・6GB・14GB)がセットになったとてもわかりやすいパックプランです。
ワイモバイルのスマホプランにとても似ていますが、楽天モバイルのスーパーホーダイの場合、データ量を使い切っても月末まで最大1Mbpsで通信できることが最も大きな特徴となっており、他の格安SIMでは通信制限がかかると128~200kbps程度まで速度を落とされてしまい、はっきりいって使い物にならないレベルのものですが、楽天モバイルのこの1Mbpsという速度だと、意外といろんなことができる通信速度となります。
WEBページの閲覧、SNS、メールの送受信などはもちろん、HD解像度ではなくなってしまいますがYouTubeの視聴も可能であるレベルです。
このような事情から、楽天モバイルを利用する方は、最近ではスーパーホーダイのプランSを選択する方が多いようです。
次に従来からある組み合わせプランですが、内容は下図の通りです。
通話SIM | 050データSIM(SMSあり) | データSIM(SMSなし) | |
ベーシップラン | 1,250円 | 645円 | 525円 |
3.1GBプラン | 1,600円 | 1,020円 | 900円 |
5GBプラン | 2,150円 | 1,570円 | 1,450円 |
10GBプラン | 2,960円 | 2,380円 | 2,260円 |
20GBプラン | 4,750円 | 4,170円 | 4,050円 |
30GBプラン | 6,150円 | 5,520円 | 5,450円 |
前回の記事で取り上げたmineoなどと比べるとデータ量の選択肢が少ないですが、3.1GB~30GBまで広い容量をカバーしていますので、ライトユーザーからヘビーユーザーまで幅広く利用できるといえます。
ちなみに、最安のベーシックプランとは、高速データ通信のパケット通信料の上限設定がない代わりに、回線速度が常に低速(200kbps)で利用できるプランとなりますので、スマホ等を外で利用することが多い方には安いけれどもストレスが溜まる、使い物にならないと感じる可能性が高いので契約前によく注意しておく必要があります。
ただし、この200kbpsという通信速度がまったく話にならない速度かいうと、実際に使ってみると意外と使えるというのが率直な感想で、
- WEB閲覧
- メールやLINEの送受信
- LIME電話(facebook通話なども)
- twitterなど文字メインのSNS
- YouTubeの低画質、もしくは音声のみの観賞(ギリギリ利用可なレベル)などは利用できます。
よって、スマホをもともとあまり使わない方、事務職などでほとんどWifiがある場所にいる方などには、楽天モバイルのベーシックプランは検討の余地が十分あります。
逆に、スマホをそれなりに利用する方で、できるだけ毎月のスマホ代を節約したいという方には、前述したスーパーホーダイのプランのほうがおすすめとなります。
ただし、スーパーホーダイのプランは契約時に1年縛り、2年縛り、3年縛りから契約者側が自由に選ぶことができ、縛り年数が多いほどキャッシュバックなどの特典サービスがより豪華となるケースが多いのですが、格安SIMは大手キャリアから回線を借りて運営しているという仕組みから、たった1年で通信速度が激変してしまう可能性がありますので、出来る限り短い縛り期間での契約がおすすめです。
実際に、ワイモバイル・UQモバイルのサブブランドに匹敵するほどの快適な通信速度でサービスを提供していたLINEモバイルも利用者増により大幅な速度低下が発生し、いまだに以前と同じような快適な通信速度には戻っておらず、無条件でおすすめできる格安SIMではなくなってしまったという事例もあります。
3. 端末セット販売
取り扱い端末については、楽天モバイルはかなり充実しており、2019年6月現在ではスマホ25機種、ガラケー1機種、タブレット3機種、ルーター2機種と品揃えに関しては格安SIMトップクラスです。
日本で人気のiPhoneに関しては、格安SIMを提供するMVNOではiPhoneの契約条件となるAppleの販売ノルマがかなり厳しいため、取り扱いが極めて困難と言われている中、楽天モバイルでは、海外販売モデルではあるもののiPhone SE(16GB・64GB)を販売しています。
iPhoneの最新モデルと楽天モバイルの組み合わせで利用したい場合は、SIMフリー版を別途自分で購入するか、ドコモ版のiPhone、au版・ソフトバンク版SIMロック解除済のiPhoneを用意する必要があります(楽天モバイルはドコモ回線を利用しているため、ドコモ版iPhoneの場合はSIMロック解除の必要はありません)。
Androidスマホに関しても、ここ1,2年日本でも人気となっている中国ファーウェイ製のスマホがラインナップされていますし、Androidスマホ、iPhone SEいずれも24回の分割払いが可能です。
ただし、楽天モバイルの場合は24回分割払いを選択した場合、大手3キャリアや他の格安SIMと異なり手数料が発生するので注意が必要です。
支払いについて楽天カードを選択した場合は、分割手数料は免除されますので、楽天カードを利用することを強くおすすめします。
4. 三木谷割りとは?
端末ラインナップの充実さをお伝えしましたが、楽天モバイルのすごいところは実は「三木谷割り」と呼ばれるスマホ端末のとんでもない割引キャンペーンが頻繁に行われることです。
ちなみに、三木谷割りの三木谷とは楽天グループの社長である三木谷社長の名前から由来しているもので、ソフトバンクの孫会長兼社長と並び強烈なリーダーシップとトップダウン型経営で知られる三木谷社長の一存でとんでもない大幅な端末割引が数ヶ月に1回の頻度で発動されるという本当かウソか真実はよくわからないような噂から、このような名前がネット上でついたと言われています。
最近でいえば、税別53,800円で販売されていたファーウェイ製のhonor9が税別32,800円と20,000円オフ、同じく約税別26,000円で販売されていたファーウェイ製のnova lite2が税別6,700円とこちらも約20,000円オフとかなり強烈な三木谷割りが発動されています。
このようなミドルスペックからミドルハイスペックのAndroidスマホが、割引キャンペーンによりかなり安く手に入るため、楽天モバイルを契約する際にはSIMカードと端末とのセットでの購入がかなりお得でおすすめですね。
5. メリット
それでは、楽天モバイルのメリット、デメリットをまとめます。
まずはメリットから。
- 楽天モバイルの利用料に応じて楽天スーパーポイントが貯まる
- 楽天モバイルを契約すると、楽天市場での買い物のポイント還元率が常に+2.0%上乗せされる(楽天カード+楽天市場アプリから月1回以上の買い物+楽天モバイルの契約で常にポイント還元率6.0%!!!)
- データ量が3.1GB~30GBまで幅広く大手3キャリアから乗り換えやすい
- 通話とデータ通信コミコミのスーパーホーダイは他の格安SIMにないもので選びやすい
- 端末ラインナップが豊富で人気SIMフリーAndroid端末はほぼ網羅されているので選びやすく、24回分割払いを利用するとより購入しやすい
6. デメリット
- ワイモバイル、UQモバイルと比べると通信速度が遅い
- YouTubeなどの動画閲覧でのデータ使用の際、こっそり通信速度を規制している場合が多々ある
- 突然サービスの改悪をやりかねない企業イメージ(実際に完全かけ放題通話オプションを提供し始めたが1年もたたずにやめてしまい、利用者は強制的に5分かけ放題通話オプションへ移行されてしまったことや、あるタイミングを境に極端に通信速度がかなり低下した時期があった)
- IIJmioやBIGLOBEモバイルのように家族でデータシェアができるプランが一切ない
- 端末を24回分割払いで購入した場合、意味不明な分割手数料が発生する(楽天カード払いで手数料免除となるが、そもそも大手3キャリアや他の格安SIMでは端末購入時の分割払いで分割手数料は取っていない)
- 楽天が嫌いな人には不向き(とにかく囲い込み施策が凄まじく楽天ユーザーでなければ損をするシステムとなっている)
楽天モバイルの口コミ
iPadの通信会社をソフトバンクから楽天モバイル(格安SIM)に変更
— 中澤 剛(企業法律顧問、高齢者法務) (@bengoshinakazaw) 2019年6月14日
月々の料金が7000円→3000円に。
なぜもっと早く変えなかったんだ。。。。
まぁ楽天モバイルだし制限来たところで動画見れるレベルやからええねんけどさ
— ∞シコり猿∞ (@4545Monkey_) 2019年6月13日
7. まとめ
今回は、最新の調査結果で格安SIM人気3位となった楽天モバイルについて詳しくお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
率直に言って、もともとの楽天の企業体質から、ある日突然サービスの改悪やユーザーに告知なしで、こっそり通信速度の適正化をやったりするんじゃないかという疑念が残りますが、他方、スーパーホーダイの新しい料金プランなど常に新しい挑戦を行い、私たちを常にワクワクさせてくれる印象を持たせてくれるのも事実です。
楽天のヘビーユーザーはもちろんのこと、とりあえず楽天カードは持っているというライトユーザーの方まで、とにかくお得となる楽天モバイルは格安SIMへの乗り換えや新規利用を検討する際の選択肢として、もはや外せない格安SIMです。
ぜひ、WEB上で情報収集をして、三木谷割りや新規契約事務手数料無料などのキャンペーンを組み合わせて、お得に楽天モバイルを契約してみてはいかがでしょうか?